松谷綺が前王者パヤーフォンを破り、女子アトム級タイトル戦線に浮上【K-1】

松谷のパンチがパヤーフォンの顔面をとらえる(撮影・須山杏)

 2R、パヤーフォンはスイッチしてバックブロー。ヒジが当たり注意を受ける。松谷が前に出て蹴りの牽制からヒザを連打。パヤーフォンのローにパンチを返す松谷。パワー負けしない松谷がパヤーフォンを押し込みパンチを連打、そして蹴りにつなげていく。終盤、押し込んだ松谷が右フックをヒット。

 3R、松谷は左足を上げてのフェイントから前に出て蹴り、パンチ。パヤーフォンはミドルを蹴っていくが、松谷は下がらず奥足にロー。そしてパンチも手数を出していく。中盤、組み合う展開が増えるが、松谷は手数を減らさず、前に出てパンチを放っていく。パヤーフォンはヒザを返すが単発。松谷の右フックがパヤーフォンの顔面をとらえる。最後もパンチを打ち合う中、試合終了。本戦は30-29、29-30、29-29のドローで延長へ。