サムライギタリストMIYAVIが国連本部でパフォーマンス「国連を支える世界こども未来会議」のテーマソングを初披露

渡邊淳司氏の鼓動を受け取るこども(撮影・Masahiro Noguchi)

 その後「国連を支える世界こども未来会議」のプロジェクトの概要が発表され、キッズアンバサダー3名による「第3回国連を支える世界こども未来会議」で考えた平和実現に向けたアイデアの発表も行われた。発表した佐藤和奏さんは「平和を実現するために、友情が必要だと思う。友情はコミュニケーションや愛、信頼といった人々にとって重要な概念に関係しているからです。そのために、私は明日からみんなに対して親切にしていきます」と発表。

 これら発表の際には、本プロジェクトへ協賛している日本電信電話株式会社の渡邊淳司氏が、本会議で取り入れている「わたしたちのウェルビーイングカード」カリキュラムについてプレゼンテーションを行った。「ウェルビーイング」は国内外で注目されている考え方で、自分らしくいきいきと生きるあり方や心地よくいられる状態を示すもので、カードは自分自身や周囲の人が「ウェルビーイング」に意識を向けて、対話を促すツールとして開発された。このカードを使ったカリキュラムでは、こども向けの18種類の「思いやり」「自然とのつながり」といったウェルビーイングを表現するために必要な要素が記載されており、それぞれ「I(自分のこと)」、「WE(近しい非特定の人との関わり)」、「SOCIETY(より広い不特定多数の他者を含む社会との関わり)」、「UNIVERSE(より大きい存在との関わり)」の4つのカテゴリーに分類されている。こどもたちはこれらのカードの中から、自分が生活する上で何を一番大事にしているか選び、理由とともに発表する。ここで日本から来たキッズアンバサダー3人が登壇し、実際に発表した。柏木いろはさんは「Challenge(挑戦)」を選んだ。その理由は「人々は挑戦をしなければ、何も得ることができないからです」と発表。