元Krush王者の佐々木洵樹が引退セレモニー「普通では味わえないような世界を見られたことが一番の誇り」【Krush】
POWER OF DREAM関係者とのフォトセッション(撮影・上岸卓史)
セレモニーではPOWER OF DREAMの古川誠一会長から花束が贈られ、同門の元K-1フェザー級王者の江川優生、Krushフェザー級王者の中島千博らと1枚の写真に納まった。続いて、ボクシング時代に所属していた帝拳ジムの関係者、家族らから花束が贈られた。
最後に佐々木は「自分は15歳で北海道から出てきて、K-1王者になりたくて最初、キックボクシングを始めて、その後に帝拳ボクシングジムに入門して、プロボクサーとして10年やって、日本ランキングに入ったんですが、また夢を追いかけたくてK-1の道に行きました。振り返ると一番良かったのは格闘技で王者になれたこともそうですが、こうやっていろいろな方々と出会えて普通では味わえないような世界を見られたということが自分にとって一番の誇りです。古川会長もそうですし、選手のみんなもそうだし。帝拳のトレーナーもキックボクシングに転向してからは、ほとんど連絡をとってなかったんですが、今回頼んだら二つ返事で来てくれたので本当に感謝したいです。今、ボクシング界とキックボクシング界は一緒になってやるというのも出てきているので、これから夢を持った選手や、格闘技の素晴らしさを少しずつ伝えていきたいと思います。息子も4歳になって夢の力で、何でもいいのでやってもらおうと思っています。自分もこれから夢の力で頑張りますので、応援のほどよろしくお願いします」と挨拶し、引退の10カウントゴングを聞いた。