元環太平洋王者の竹中大地が約7年ぶりの参戦で現王者・藤井伸樹に判定勝ち。現在33歳も「まだまだこれから」【修斗】
グラウンドで主導権を握った竹中(撮影・須山杏)
1R、オーソドックスの藤井とサウスポーの竹中。竹中が左ミドル、左ハイを飛ばす。藤井が圧をかけると竹中は左三日月蹴り。藤井は組み付き押し込むが竹中が体勢を入れ替え逆にケージに押し込む。ヒザをこつこつの竹中。左を差した竹中が振り回しバックを狙うが藤井は許さず。スタンドでの打撃の攻防に戻ると左のパンチを振る竹中。藤井は圧をかけるが竹中が左ストレートを伸ばす。藤井が圧をかけ右ストレートをヒット。竹中もパンチを返し、藤井のパンチをかいくぐりタックル。スタンドでバックを取る。竹中はリフトして藤井にヒザをつかせ、背に乗りに行く。足をかけグラウンドに引き込み、スリーパーを狙うがラウンド終了のブザー。
2R、圧をかけるのは藤井。足を使って回る竹中。パンチから組み付く藤井がケージに押し込む。竹中は上から首を取って押さえヒザ。そのまま首を押さえコントロールするが藤井が抜いてスタンドに。竹中が左ミドル、左ヒザ。組み付いた竹中がサイドから投げてバックを取る。脱出を図る藤井だが竹中はバックマウント。竹中は首は取り切れず、藤井が立つことに成功。しかし竹中はバックをキープ。グラウンドに持ち込み、マウントを取り切った竹中。藤井は背を向け脱出を図るが竹中はバックをキープし4の字ロックでがっちり固めバックからパンチ。そして首を狙うがそれは藤井がしのぐ。残り10秒で脱出した藤井がスタンドで右フックを浴びせる。