元環太平洋王者の竹中大地が約7年ぶりの参戦で現王者・藤井伸樹に判定勝ち。現在33歳も「まだまだこれから」【修斗】

　3R、圧をかける藤井に竹中は足を使って回って左ミドル。しかし藤井はしゃにむに前に出てパンチを放つ。右ストレートにぐらつく竹中に藤井は追撃のパンチの連打と右ハイ。竹中は下がりながらもパンチを放つが、藤井のパンチが的確に竹中の顔面にヒット。しかし竹中もジャブを出し続け、藤井の前蹴りをキャッチすると潰してバックを取る。展開が落ち着くと竹中は引き倒してテイクダウンも藤井が脱出。そしてスタンドで組み付いた藤井が逆にバックを取ってグラウンドに引きずり込むとスリーパーを狙う。しのいだ竹中が立つも藤井はバックをキープ。正対した竹中がフロントスリーパーからグラウンドに引き込む。残り時間わずかの中で首を取られながらもボディーへのパンチと竹中の顔にバックヒジを飛ばす藤井。このまま試合終了となり、判定はジャッジ3者とも28-29の0-3で竹中が勝利を収めた。