卓球 パリオリンピック日本代表選考会『Road to Paris』【アフロスポーツ プロの瞬撮】

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

早田ひな(2023年7月23日 2023全農CUP東京大会)撮影/文章:西村尚己
張本智和
伊藤美誠
平野美宇
7月22日と23日の2日間、卓球の国内トップ選手がトーナメント方式で優勝を争った「2023全農CUP東京大会」。
2024パリオリンピックの日本代表選考会の一つに位置付けられ、順位に応じて選考ポイントが付与される重要な大会だ。
パリオリンピックのシングルス代表選考は、国内外の選考対象大会で獲得する選考ポイントの順位で決まる。
 
オリンピックという憧れの大舞台。
その華やかなイメージとは裏腹に、その選考レースは過酷で残酷だ。
しかし、敢えてそこで挑戦し続けるトップ選手たちの姿は、輝きに満ち溢れていた。
 
代表選考レースの期限は来年1月の全日本選手権。
“Road to Paris”
過酷な戦いはまだまだ続く。
 
 
■カメラマンプロフィール
撮影:西村尚己
1969年、兵庫県生まれ。大阪大学大学院工学研究科修了。
人間味あふれるアスリートの姿に魅せられ、学生時代にスポーツ写真の世界と出会う。
大学卒業後は、国土交通省に勤務しながらアマチュアカメラマンとして活動するも
どうしてもプロの世界で挑戦したいという想いが募り、2016年にアフロスポーツに転職。
現在は国内外のスポーツを精力的に撮影し、人間の情熱や鼓動、匂いなど五感で感じとれる作品づくりに励む。
 
2007年 APAアワード写真作品部門 奨励賞
2013年、2015年 写真新世紀 佳作 ほか
 
★インスタグラム★
アフロスポーツ

1997年、現代表フォトグラファーである青木紘二のもと「クリエイティブなフォトグラファーチーム」をコンセプトに結成。1998年長野オリンピックでは大会組織委員会のオフィシャルフォトチーム、以降もJOC公式記録の撮影を担当。
各ジャンルに特化した個性的なスポーツフォトグラファーが在籍し、国内外、数々の競技を撮影。放送局や出版社・WEBなど多くの報道媒体にクオリティの高い写真を提供し、スポーツ報道、写真文化の発展に貢献している。

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