「断る理由なんてねえ」鈴木千裕が大会6日前のオファーでBellator王者のパトリシオ・ピットブルと対戦【超RIZIN.2】

　榊原氏は会見後の取材で「ある意味、準備を整えて、満を持してじゃない短期間だからこそ、吹っ切れて何か起こせるかもしれない。千裕もクレベル戦のことをすごく反省しているところもあるから、なにかやってくれるんじゃないかという期待感がある。チャンスはあると思っている。クレベル戦はいろいろなことが起きすぎた。でも選手ってメインイベンターとしてとか期待されていることに対して応えていくという経験則も絶対に必要。前回の試合は成長のために効果があったんじゃないかと思う。今回は本来の鈴木千裕のファイトスタイルが見られるのかなと期待している。いろいろなことを考えずに、さっきも“こうなったら試合じゃないですね。ケンカですね。行くしかないっすよー”と言っていた（笑）。そういうタイプ。クレベル戦も考えすぎたんじゃないかと思う。でもそれも経験。前回の試合で男気を見せてくれた千裕にチャンスが回ってきた。思いっ切り戦ってほしい。これで勝ったら飛び級も飛び級でえらいこと。勝ったらベラトールから契約のオファーが届くという話。ベラトール側は誰も勝てるとは思っていないんで、そう意味ではビッグチャンス。やらかしてほしいなと思っている」と鈴木の大番狂わせに期待をかけた。