「朗読で戦国武将の“壁ドン”を表現」紺野彩夏と深堀未来が「音楽朗読劇 アシガール」共演
【タイムスリップものならではの“胸キュン”シーンが楽しみ!】
―タイムスリップものの面白さやコメディー要素に加え、胸キュンシーンも見どころ。
深堀「台本を読んでいて、戦国武将に“壁ドン”させるというのは面白いと思いました。唯に頼まれてやったものの若君本人は意味が分かってないという…(笑)。タイムスリップものならではの楽しい胸キュンシーンだと思います」
紺野「どのシーンもそうだと思うんですけど、とくに胸キュンシーンは読むときの2人のタイミングがとても重要になってくると思うので、掛け合いの感じが上手く出れば、すてきなお芝居になるんじゃないかなと思います」
深堀「その掛け合いも紺野さんは、昼公演は僕、夜公演は草川拓弥さんと、若君役が変わるからより大変ですよね」
紺野「でもお互いに距離感がつかめてくれば大丈夫かな、と(笑)。先ほど人見知りとおっしゃっていましたけど、話しかけても大丈夫なタイプの人見知りですか?」
深掘「どんどん話しかけていただいて大丈夫な人見知りです(笑)。こういう舞台自体、初めての経験なもので緊張してしまうこともあると思うんですが早く慣れるよう頑張りますので、引っ張って行ってもらえたら(笑)」
紺野「いえいえ、そんな(笑)。若君って、一見“ツン”じゃないですか。でも一瞬だけ出るデレの感じを、深堀さんがどう演じてくださるかとても楽しみです(笑)」
深堀「そんなこと言われたらめっちゃ緊張します(笑)」
紺野「私だけじゃなくて、そこは観客の皆さんも楽しみにしているところだと思うので(笑)」
深堀「頑張ります(笑)! 僕も、唯の素直で元気な魅力を紺野さんがどう表現するのかとても楽しみです。唯はずっと若君にメロメロなので、僕の役としてはそれを紺野さんがどう演じるのかも楽しみです(笑)」
紺野「メロメロ、頑張りまーす(笑)」
―平凡な現代の女子高生と戦国時代のプリンス。あり得ない恋を実現させようと奮闘する姿に、いつしか共感が止まらない。もし2人が“絶対無理”な相手に恋をしたとしたら…。
深堀「僕は何事も簡単にあきらめないタイプなので、無理とか思わず積極的に行くかもしれません」
紺野「私自身には唯ほどの強さはないかなと思いますけど…私も行けるところまではいくかもしれません(笑)。やっぱり唯って見ていてかわいいというか、応援したくなりますし自分も頑張ろうって思えるんですよね。でも一目ぼれで、戦国時代に行こうとするほどの強さはやっぱり私にはないかな(笑)」
―音楽朗読劇という新たな挑戦。楽しみにしている部分は?
深堀「やっぱり音楽があることによって観客の没入感も高まると思いますし、朗読をする側の僕らにとっても支えになると思います。生演奏なので迫力もあると思いますし。僕にとっては普段、音楽をやっているのでなおのこと心強いです。言葉だけじゃなく、音楽とマッチした世界観を皆さんに観てもらいたいです」
紺野「朗読劇に、臨場感のある音楽が加わることによって見ている方の想像もより深まったり広がると思います。私たちの朗読と音楽とで、情景や人物描写の深いところまで観客の皆さんが想像できる舞台になればいいなと思っています」
(TOKYO HEADLINE・秋吉布由子)