約3年7カ月ぶりに日本でファイトの渡辺華奈が際どい判定勝ち。Bellator女子フライ級王座獲りへ再スタート【超RIZIN.2】

コントロールするもなかなかテイクダウンを取り切れなかった渡辺

「超RIZIN.2」(7月30日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で現在、Bellatorを主戦場としている渡辺華奈(FIGHTER’S FLOW)が約3年7カ月ぶりとなる日本での試合でヴィタ・アルテイガ(アメリカ/COMBAT FITNESS)と対戦した。

 現在、渡辺は女子フライ級の3位、アルテイガは7位と上位ランカー同士の対戦となったが、渡辺が3-0の判定で勝利を収めた。

 渡辺は2021年4月からBellatorに参戦し、ここまで4戦2勝2敗。前戦となった4月のイリマ=レイ・マクファーレン戦は際どい判定となり、1-2で惜しくも敗れており、出直しの一戦だった。

 1R、渡辺はすぐに組み付くとケージに押し込む。プッシュしたアルテイガ。スタンドで打撃の攻防。渡辺はサウスポー、アルテイガはオーソドックス。圧をかける渡辺にアルテイガの右フックが渡辺にヒット。それでも渡辺は前に出ると組み付いてケージに押し込み、背に乗ろうとするがアルテイガがしぎ、再び打撃の攻防。すぐに渡辺が組み付いて押し込む。アルテイガは細かいパンチを返す。渡辺は離れてもすぐに組み付く。しかしアルテイガの左右のパンチが渡辺の顔面をとらえる。組み付いた渡辺がケージに押し込むがなかなかテイクダウンできず、離れるとアルテイガがパンチを的確に当てていく。残り30秒を切って渡辺が組んでから足をかけてヒザをつかせるとバックからパンチを連打。

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