2022年度新人王MVPのCHAN-龍選手が21歳で死去。日本修斗協会が正式発表

今年1月15日の椿戦では豪快なスラムで勝利を収めた(撮影・堀田真央人)

 今年3月に開幕した新鋭の登竜門「インフィニティリーグ2023」にエントリーされるも、初戦となった3月19日の浜松ヤマト戦は前日の本計量、当日の再計量ともに規定体重をクリアすることができず、試合は中止になっていた。CHAN-龍選手は23日の大会ではリーグ戦2戦目で上原平と対戦の予定だった。

 最後の試合は今年1月15日に行われた「PROFESSIONAL SHOOTO 2023 開幕戦」での椿飛鳥(トライデントジム)との「フェザー級新人王決定トーナメント決勝戦」で、豪快なスラムで椿の腕を負傷させ、1R1分52秒でTKO勝ちを収めた。

 新人王に輝きフェザー級の世界7位、環太平洋6位にランクイン。開催中の「インフィニティリーグ」は環太平洋王座が現在空位になっていることから、リーグ戦1位と2位の選手の間で王座決定戦を行うことになっており、CHAN-龍選手は優勝候補と目されていた。プロ戦績は6戦6勝(3KO、2S)だった。

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