DDTがのぞみ車両の東京~名古屋間で史上初の“新幹線プロレス”開催。高木三四郎と鈴木みのるが対戦
かたや、鈴木は「この話を最初に聞いたとき、新幹線だろうが何だろうが、戦う場所を俺は選ばないので、やってやろうじゃないかと思ってたんですが…。新幹線の最高速度は285キロ? 俺が115キロのパンチを打てば、合計400キロの速度のパンチが高木三四郎に当たると考えたとき“なんて面白い話なんだ”と思って。これはやるしかないなと。戦う場所については、1メートル四方あれば相手を倒すことができる。1メートル四方あるのか? 70センチ四方でもいい。50センチ四方でもいい。50センチ四方あれば高木三四郎をギッタンギッタンにしてやることができる」とニヤリ。続けて「大体リベンジとか偉そうなこと言っているけど、高木三四郎が何をもってしても、この俺を倒すことはできない。新幹線と俺の力を足したパンチを食って、オマエは名古屋に着く前に沈む」と不敵に語った。
ここで、司会進行の加藤憲リングアナが「新幹線車内という特有の環境である以上、ルールがとても制限された厳しい戦いとなります。新幹線の安全な運行、利用客の快適な乗車を確保するため、以下のような制限が加えられております…」と詳細の説明を始めると、鈴木が「聞いてねぇぞ。どうなってんだ、DDT」と怒り出し、高木がなだめる。加藤リングアナは「試合は特定の車両内のみで行われ、乗客の安全や車両の損傷を防ぐため、試合エリアは厳密に制限されます。スペースの制限や安全確保の観点から、一部技の使用が制限されることがあります。乗客の安全と快適な乗車を優先するため、試合中に乗客への影響を最小限に抑えるよう配慮を求められております」と細かい制限を読み上げた。
これを聞いた高木は「細かく詰めないとダメじゃないかと思う」として、ルールミーティングの開催を提案。鈴木も同意し、8月30日に実施される見込みとなった。