窪田正孝「役者としては一番共演数が多い」齊藤工監督とのタッグに「調子に乗っていた時期もあったけど…」
映画『スイート・マイホーム』ジャパンプレミアが3日、都内にて行われ、俳優の窪田正孝、蓮佛美沙子、奈緒、磯村アメリと齊藤工監督が登壇。窪田が齊藤監督作での主演に感慨を語った。
2018年に「第13回小説現代長編新人賞」を受賞した注目の作家・神津凛子のデビュー作を俳優・監督・プロデュースと活躍する齊藤工が監督を務めて映画化した話題作。
夢のようなマイホームを手に入れたと思いきや思わぬ恐怖に巻き込まれていく主人公を演じた窪田は「(齊藤との)共演は多分、役者をやらしてもらった中で一番多い」と明かし「工さんの描く世界で自由に動くことができるのはすごく貴重な時間だった。20代のころも一緒にやらせてもらったときもありましたし、ちょっと調子に乗っていた時期もあったので恥ずかしい部分もあったんですけど、そういうのもひっくるめてぶつけられたら、と思ってやりました」と齊藤との監督&主演タッグに感慨。
齊藤監督も窪田の主演起用に「それが僕が監督をさせていただくための1つの条件というくらい、この原作を映画化するなら、主人公を窪田さんが演じてくださるいうことが、一映画ファンとしても第一条件だった」と振り返り「原作の世界に太刀打ちできるのは生身の人間の表現。普段、俳優をやっているんですけど、とても太刀打ちできない域の役者さんが集まってくださった」と感謝のまなざしを向けた。
さらに蓮佛が「私“正さん”のお芝居すごく好きだったので」と窪田との夫婦役を喜ぶと、窪田は「なんてこった!うれしい!」と大感激。そんな“夫婦”は、娘役の磯村アメリの無邪気さに「うちの娘が…」と終始メロメロになっていた。
映画『スイート・マイホーム』は9月1日より公開。