川嶋あい、デビュー20周年の節目。優しく力強い弾き語りで羽田空港を彩る

番組内では、デビュー時から大切にしてきたという楽曲たちを生演奏してくれた

「メルセデス ミー 羽田エアポート」の店頭には現在、メルセデスの最新モデルとともに、世界3大ピアノのひとつである「C.BECHSTEIN」のアカデミー A.175も設置されている。収録では、川嶋がそのピアノで代表曲を弾き語りした。川嶋の歌声と美しいピアノの音色が響き渡ると、ただでさえ大勢の観客がいた会場にさらに多くの人が集まって来た。中には近隣の店から急いで会場に駆けつけて来た人や、吹き抜けの上層階から覗き込み、楽曲に聞き入る人たちの姿も多く見られた。奏でられた楽曲は、何かに挑戦する人、心が折れそうになっている人、旅立つ人を包み込むようなぬくもりに溢れており、また鍵盤に向かう川嶋の眼差しは柔和で優しく、その手で織りなすタッチは繊細かつ力強い──路上ライブで多くの人達の心を掴んで来た川嶋の真骨頂であった。

 なおこの番組は、毎週「日本を元気に」を合言葉に各界著名人をゲストに招いてトーク。その中で、SDGsのテーマに基づいて、コミュニケーションの力で平和な社会づくりに積極的にチャレンジする「SDGsピースコミュニケーション」に向けての取り組みやヒントを発信している。スマートフォンなどでラジオが聞けるアプリ「radiko」や「AuDee」でも視聴可能だ。

(取材・文:FM中西)

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