岡本玲、電話シーンでかかってきた長妻怜央の「リアル電話」に感激！“格差婚”役で息ぴったり

岡本玲は「笑顔が太陽！」長妻怜央は「姉を困らせる弟」？

　過去の恋愛がトラウマとなり、気づけば30代半ばとなっていた奏音（岡本玲）。ところが、そんな奏音に年下のイケメン社長・城咲（長妻怜央）がプロポーズ！ これはシンデレラストーリーなのか、それとも…？

　ドキドキ、ハラハラの“格差婚”ラブコメディーで初共演を果たした岡本と長妻。尾岡本は「まさか自分が実年齢30歳を過ぎてラブコメで主演ができるなんて、奏音さながら夢のようだと思いました」、長妻も「僕はまだドラマの出演経験も少なく、今回はダブル主演ということで岡本さんに引っ張っていただき、姉を困らせる弟のような感じで、安心して演じることができました（笑）」と和気あいあい。初日からすぐ打ち解け合ったとのことで…。

岡本玲（以下：岡本）「長妻さんは初対面からこんな感じで、現場を常に明るくしてくれていました。ちょっと照れてしまうような胸キュンシーンも盛り上げてくれたり、メリハリの利いたお芝居をしてくれる方なのでとても頼もしかったですし、長妻さんのおかげで、スタッフさんたちと一丸となって終始楽しい現場を作ることができました」

長妻怜央（以下：長妻）「岡本さんも明るく天真爛漫で、笑顔が太陽のような方で、初対面のときから楽しい現場になるだろうなと思いましたし、実際本当に楽しく撮影できました」

　毎晩の晩酌が楽しみというズボラなアラサー女子・奏音を演じた岡本と、王子様のように完璧なイケメン社長・城咲を演じた長妻。

長妻「僕が城咲の好きなところは、お金がいっぱいあるところです（笑）。お金があれだけあったら、心の余裕も出てくるでしょうね。大変だったのは、大人の余裕にあふれた歩き方や動き方かな。僕の俊敏性がマイナスに働いてしまって、動きのある芝居のときに、カメラのフレームから消えてしまうということもありました（笑）。でも今ではすっかり社長らしいしぐさが身に付きました。時計の見方とか」（…と、やってみせる長妻）。

岡本「私が、奏音の好きなところは、自分を認めているところですね。アラサーで、恋愛に臆病で、ズボラで…という一面も認めつつ、自分自身がこれまでやってきた仕事への思いなども、全部まるごと自分を認めることができる、強い女性でもあると思います。でも、そんな奏音でも、目の前にイケメン社長が現れると翻弄されてしまって。どこまでニヤけていいのか突っぱねるのか、見極めは難しかったですが、そこは監督にも細かく相談してつかんでいきました」

　コメディーシーンから胸キュンシーンまで、息ピッタリの2人。

長妻「最初に、岡本さんとの息がすごく合って心地よいなと思ったのが、茶道のシーン。奏音さんが慣れない茶道に奮闘するんですけど、奏音さんが、城咲の両親と会ったときのために一生懸命練習しようとする背景が垣間見えたんです。奏音さんの気持ちがすごく感じ取れて、僕も“頑張れ！”という気持ちでした」

岡本「それこそ、長妻さんとの一番最初の共演シーンが電話で会話する場面だったんです。奏音が城咲さんから電話を受けるという場面だったんですけど、長妻さんはリアルに電話してくれたんです。普通は相手と電話しながらお芝居できることってなかなかないので…。長妻さんの丁寧さに感激しました」

長妻「たまたま、そのとき現場にいたので…というか、すべてを吸収するべく常に現場にいましたので」

岡本「けっこう長く現場にいましたよね」

長妻「本当は早く帰るのがさみしかっただけなんです（笑）」