新宿の夏の風物詩!4年ぶり芸能山城組「ケチャまつり」盛況 初の入場規制も

 新宿区西新宿の新宿三井ビルディング55HIROBAにて、芸能山城組による「第45回記念 ケチャまつり」が開催されている。

新宿三井ビルディング55HIROBAにて開催中の芸能山城組「第45回記念 ケチャまつり」

 1976年にスタートした「ケチャまつり」は新宿の夏の風物詩として親しまれ、コロナ禍での中止を経て4年ぶりに復活。インドネシア・バリ島の合唱舞踊劇「ケチャ」をメインに、バリ島の竹筒打楽器「ジェゴグ」による「交響組曲AKIRA」の演奏、ブルガリアとジョージアの民族合唱、バリ島の伝統音楽「ガムラン」の演奏と踊り、岩手を代表する伝統芸能「鹿踊(ししおどり)」などのパフォーマンスを披露する。

 ラストを飾る「ケチャ」ではヒンドゥー寺院様式の儀式門を背景に、燈火を囲んだ半裸の男性たちの「チャッ、チャッ」というかけ声と共に、古代インドの抒情詩「ラーマーヤナ」のストーリーが繰り広げられる。4日、5日には多くの観客が詰めかけ、45回目にして初の入場規制が行われた。

 最終日の6日は13時頃から縁日、14時頃から演目を開始。「ケチャ」は19時頃からを予定している。入場無料、小雨決行。

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