見た目は地味だが試合で魅せた!古木誠也が小倉尚也から1Rに3つのダウンを奪いKO勝ちで初防衛【KNOCK OUT】

古木の強烈な右ハイ(撮影・三田春樹)

 1R、ともにオーソドックスの構え。距離を詰めて打ち合いう両者。小倉がローからパンチの連打、そして蹴りにつなげる。古木もパンチを打ち返し、左フックで先制のダウンを奪う。立ち上がった小倉になおも手を休めずパンチの連打を見舞う古木。ワンツーの左フック、左アッパーが的確に小倉をとらえていく。小倉もパンチを打ち返すが、古木は冷静にパンチを当て続け、左アッパーで2度目のダウンを奪う。残り1分、立ち上がった小倉が逆転をかけ右フックも古木は前蹴り。そして古木はここも冷静にパンチを当て続け、最後も左アッパーからの左フックで3度目のダウンを奪いKO勝ちを収めた。

 初防衛を果たした古木は試合後のマイクで「お父さん、ベルトを守りました。見守ってくれてありがとうございます」とセコンドが持つ父の遺影にお礼の言葉を述べた。そして「会長やジムのみんなのサポートのおかげだと思っています。家族や応援に来てくれた方、ありがとうございます。自分は見た目は地味だと思いますが、試合で魅せたいと思います。これからも応援よろしくお願いします」と続けた。

古木は左のパンチで3つのダウンを奪った(撮影・三田春樹)
「KNOCK OUT 2023 vol.3」(8月6日、東京・後楽園ホール)
◆トリプルメインイベント第3試合(第7試合) KNOCK OUT-REDバンタム級王座決定戦 3分5R・延長1R
●心直(REON Fighting sports GYM)(判定0-3=47-50、47-50、48-50)乙津 陸(クロスポイント大泉)○

◆トリプルメインイベント第2試合(第6試合) KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級タイトルマッチ 3分5R・延長1R
●壱・センチャイジム(センチャイムエタイジム)(判定1-2=47-49、48-47、47-48)古村 光(FURUMURA-GYM)○

◆トリプルメインイベント第1試合(第5試合) KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級タイトルマッチ 3分3R・延長1R
○古木誠也(G1 TEAM TAKAGI)(1R2分35秒、KO)小倉尚也(スクランブル渋谷)●

◆セミファイナル(第4試合)スーパーファイト/KNOCK OUT-RED -62.0kg契約 3分3R・延長1R
●重森陽太(Eight Weapons)(判定0-3=28-30、29-30、29-30)バットマン・オー.アッチャリヤー(タイ)○

◆第3試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級 3分3R・延長1R
○森岡悠樹(北流会君津ジム)(1R2分11秒、KO)内田 晶(チーム・タイガーホーク)●

◆第2試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級 3分3R・延長1R
●工藤“red”玲央(TEAM TEPPEN)(2R1分43秒、TKO)豊田優輝(BELLWOOD FIGHT TEAM)○

◆第1試合 KNOCK OUT-BLACKフェザー級 3分3R・延長1R
●雅治(レンジャージム)(判定0-3=27-30、27-29、27-30)水津空良(優弥道場)○

◆プレリミナリーファイト第2試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級
3分3R
○アックス斧田(KIBAマーシャルアーツクラブ)(1R2分37秒、KO)津田宗弥(クロスポイント吉祥寺)●

◆プレリミナリーファイト第1試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーフライ級
3分3R
●RYUJU(ワイルドシーサー前橋元総社)(判定1-2=29-30、29-28、28-30)神保雄大(クロスポイント吉祥寺)○
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