辰巳リカが8・12後楽園での「東京プリンセスカップ」準決勝に向け意気込む「自信はある。私にかみーゆの作戦とか通用しない!」

準々決勝では中島翔子を撃破

――実際、らく選手と対戦してみて、いかがでしたか?
「戦ってみてビックリしたというか勢いが違った。らくもやっぱり勝ちたい気持ちがあるし、私を食ってやるという思いも感じられて、粘り強すぎました。何度絞められたか分からないくらい、しがみついてきて、また違った一面のらくが見れて苦戦しましたが、うれしい気持ちもありました」

――勝ち上がって準々決勝は中島翔子選手で決勝戦級の相手。「これが決勝だ」くらいの思いがないと戦えなかったですか?
「翔子は優勝経験ありますし、決勝も何度も経験してる常連さんなんです。もちろん優勝候補の一人なので、決勝みたいにと思いつつ、とにかく目の前の翔子をどうにか攻略するということが一番頭にありました」

ーー一進一退の白熱の長い試合になりましたが、最後は辰巳選手の気持ちがまさった感じですか?
「勝ったのが不思議なくらい。翔子とは勝率が50%のどう転ぶか分からない相手だと思っていたので、そこをどう勝ち取るかという戦いでした。後で改めて映像を客観的に見返してみると“翔子の大技は食らうもんか”という自分がいました。とにかく一心不乱に戦っていました」

――準決勝は上福選手が相手になりました。上福選手と準決勝で当たる想定はありましたか?
「準々決勝では、かみーゆ(上福)の対戦相手が(渡辺)未詩だったので、未詩が勝ち上がってくるんじゃないかと期待していたので。驚きが大きかったです。かみーゆの今年のトーナメントは違うなって感じています」