金原正徳「進退をかけてやるつもり」、クレベル「ケラモフは簡単。金原は簡単じゃない」【RIZIN. 44】

　金原は会見の冒頭「まずはじめにクレベル選手、対戦を受けてくれてありがとうございます。昔から知ってる選手だしRIZINに出るようになってから全部試合も見てるし、すごい強い選手と自分の中でも理解している。あらためて挑戦者という立場でクレベルに向かっていきたい。この年で言うのもなんですが、ゼロから気持ちを作り直して、倒して次に進んでいきたい」と挨拶。そして「本当にクレベルの試合はRIZINに出てからも、ずっと見てきたので強み弱みも分かっている。ここ最近、総合力の完成度が高くなってきて、RIZINでは全部フィニッシュしているし、本当にグラップリングの強い、完成度の高いイメージ。弱点はない。強みしか正直見えてこないし、自分がどこで勝負しようかなというところです」などとクレベルを評した。

　このカードは実現したことについては「本当にこれが決まった時に、カードは巡り合わせだと思いました。クレベルとそこまでやりたいというよりは、ケラモフとやりたい気持ちがありマイクでそう言ったが、一番人気のクレベルの列に一番手で並べると思ってなかった。カードって運命的なものだなって。クレベルとは運命を感じます」と語った。そしてよく知る仲ではあるが「リングに上がっちゃえば、親兄弟であろうと関係ない。昔から知っているし、尊敬できるファイターですが、決まった以上はそういう感情はなく、いちファイターとして拳を交えるだけ」と語った。