何もかもがこれまでと違う!『バチェラー・ジャパン』シーズン5、すでに止まらない涙の理由とは…第1話〜第3話考察〈アラサー女子のバチェラー語り〉【ネタバレ有】
前半戦から涙絶えず…女性メンバーたちの強い絆
話数が進むにつれ、長谷川氏の「背伸び」が少しづつ垣間見えてきた。「話下手」「奥手」と自身を形容していた彼だが、人によって自らハグをしたり、もっと近くに来るように促したり、彼なりのボディコミュニケーションにも取り組んでいるようだ。しかし、反応があまりにピュアすぎるため、見る側も若干照れくさい。
ミクニ:ボディタッチを見てこんなにもほっこりしちゃう恋リア、これまでありました?
A:ボディタッチされる側の女性もピュアさが見えて、見てるこっちが恥ずかしくなっちゃうけど……非日常さはなくても、リアルにありそうだから逆に憧れるかも。
B:長谷川さん、対峙する女性のタイプによって若干性質が変わってない?奥手な女性に対するアプローチも、お姉さんタイプの女性にリードされてる時も、どっちも自然。いろんな女性に本気で魅力感じてるって言ってるし、婚活考察が難しいね〜。
とはいえ3話あたりまで来ると、長谷川氏が同じ女性とばかり交流するようになっていき、女性たちがやきもきし始める。しかし、素直で裏表のなさそうな長谷川氏。女性たちから責められる構図になる気配はない。それどころか、長谷川氏の共感力の高さや優しさから、デートやパーティ中に涙を見せる女性も続出。
ミクニ:長谷川さんが聞き上手過ぎて、女性メンバーの自己開示のスピードが早くない?
A:でもこれ、理想的じゃない?子供の話とか、持病や家族関係とかのセンシティブな話とか、関係が深まりきる前に話した方がいいことってあるじゃん。
B:長谷川さんには「この人ならなんでも受け入れてくれそう」って思える。だから、言いづらいこともすぐ伝えられるのかも。
ミクニ:その能力、婚活的にはかなり大事じゃない?
A:うん。傾聴と共感できる男性って婚活界隈でも少ないけど、それができるだけで、仲良くなるスピードが段違いなんだよね〜。
B:長谷川さんが等身大だから、女性メンバーも等身大に見えるのかもね。
第3話を終えても、他の参加者を貶めるような意見を言う参加者も現れない。それどころか、自己開示の得意ではないメンバーがデートに呼ばれ「やったね!」と喜んだり、ローズセレモニーで去っていく元ライバルの言葉には、過半数女性メンバーが、涙を流した。
MCの指原莉乃氏からも「今回のバチェラーはシスターフッド感が強い」という感想があったが、私たちも女性たちの連帯感の強さに涙してしまった。これまでのバチェラーでは、少数精鋭となっていく後半戦になっていくうちに、涙を見せる女性メンバーもいた。しかし、こんなに早い段階から女性メンバーの絆を感じるバチェラー・ジャパンは初めてだ。