劇団EXILE・小澤雄太、大学生らに向け「仕事の中で信頼関係を作るって大事なこと」

淑徳大学表現学科の学生たちに向けて「ぜひ、演劇を続けてください」と語りかける小澤

「僕にとって一番大きかったのは仕事する時間を全部エンターテインメントに振り切れたこと」という小澤だが「お芝居は右も左も分からなかったので、ドアから入ってくる動きだけでめちゃくちゃ怒られました」と苦笑い。

 1年生で全員がオリジナルの演劇作品を創作したという表現学科の学生たちに向け、「ぜひ、演劇を続けてください。俳優って役の人生を生きるので、それを掘り下げていかなきゃいけない。だけど、やったことが全部表に出るかといったら95%は出ない。やり続けていく楽しさもあるし難しさもある中で、楽しいことは間違いないですけどつらいことも多い職業だと理解してほしいです」とアドバイスも。

 俳優としてのやりがいを「やってきてよかったと思うのは、お仕事をした時に記憶に残る部分があってまた呼んでもらえること」という小澤は「仕事の中で人との信頼関係を作るって難しいけど大事なことなんです。社会の中には気に食わない人もいれば性格の悪い人もいるし、頭ごなしに言ってくる人もいる。その中で自分がどれだけ腐らず、文句を言わずにその人以上の仕事ができるかが勝負」と語りかけ、学生たちは真剣に聞き入っていた。

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