山下実優が大健闘の荒井優希を蹴殺し「東京プリンセスカップ」決勝進出。辰巳リカを下した上福ゆきと激突【東京女子プロレス】
上福がダイビング・フェイマサーで勝利
また、もう1組の準決勝(メインイベント)ではインターナショナル・プリンセス(IP)王者の辰巳リカと上福ゆきが対戦。辰巳はドラゴンスクリューなどで足を攻めていくが、上福もドロップキック、卍固め、ブレーンバスターで応戦。さらに、上福はエルボー、チョップの乱れ打ちも、辰巳が足4の字固めで捕獲。なんとか脱出した上福だったが、辰巳はドラゴンスリーパー。そして必殺のホワイトドラゴンスリーパーに移行しようとするも、抜け出した上福は初公開の逆フェイマサーを一閃。そしてダイビング・フェイマサーをズバリと決めて、現王者から殊勲の勝利を挙げた。
ここで、決勝の相手が上福に決まった山下がリングインし、「上福がここまで上がってくるとは思ってなくてビックリしてるんだけど。トーナメント、今のリカとの試合で見せた上福の戦い方で、その強い気持ち、すごく伝わった。明日、私が東京女子でずっとやってきたものを、すべて上福にぶつけます。明日、よろしくお願いします」と話すと、ガッチリ握手を交わし、互いの健闘を誓い合った。