山下実優が上福ゆきとの激闘制し「東京プリンセスカップ」涙の初制覇。瑞希の持つプリプリ王座に挑戦へ【東京女子プロレス】
瑞希(右)の持つ王座への挑戦が決定
マイクを持った山下は「10年目ですよ。やっと獲れました! メチャクチャうれしい。一瞬このうれしさに浸りつつ、私にはこの先の野望があるから」と言い、瑞希を呼び出した。瑞希がリングインすると、山下は「10度目の正直だったから、絶対獲りたい思いはあったけど、それ以上に瑞希が持つベルトに挑戦したい気持ちがあって。瑞希がそのベルトを獲った瞬間から、いつか絶対獲りたいと思ってて。こうしてトーナメント獲って、今なら胸張って、挑戦したいと思います」とアピール。
これを受け、瑞希は「瑞希がベルト獲ったときから、そんなふうに思ってたって。瑞希のこと、好きやな。いつもならイヤやと思うし、絶対試合なんか二度としたくない。だけど1回戦で負けて、すごく悔しくて、優勝してくれてありがとう。私が歩んできたプロレス人生と、みぃちゃんの歩んできたプロレス人生は真逆だと思うけど、尊敬してるし、自分が歩んできた道も自信を持ってます。だから、瑞希のことが大好きなみぃちゃんと、東京たま未来メッセで、このベルトをかけて戦ってください」と受諾も、山下からの握手はやんわり拒んだ。大会終了後、東京たま未来メッセでの王座戦が決まったことが発表された。