山下実優が上福ゆきとの激闘制し「東京プリンセスカップ」涙の初制覇。瑞希の持つプリプリ王座に挑戦へ【東京女子プロレス】
10度目の正直で初優勝
バックステージで山下は「10年越しにトーナメントを獲れた私をほめてあげたい。でもすぐ切り替えます。10月まで時間がない。1回戦で瑞希に勝ってますけど、私のなかではまぐれなところがあるんで。しっかり瑞希に勝ってベルトを持ちたい。瑞希が持つベルトがメチャクチャ魅力的に感じて。だからこそ、瑞希が持った瞬間、いつか挑戦したいと思ってて。そのために確かな形がないと瑞希の前に立てないと思ったので」と笑み。決勝を戦った上福に対しては「デビューのときから変わらず、上福のスタイルで勝ちにこだわって。その結果が決勝まで来れたと思ってて。悔しいと思うけど、私からしたらすごいヤツだと思ったし。もっと強くなるだろうと思ったし。決勝で戦えてよかった。上福を倒してこのトロフィーを獲れて力になります」と健闘した上福を称えた。