Vol.37 宇原雄飛(THE JET BOY BANGERZ)インタビューシリーズ〈 LDH バトン ~夢~ i CONZ 第二章特集〉
EXILE、三代目J SOUL BROTHERSらが所属するLDH JAPANは、音楽やダンスだけでなく、映画や芝居、アパレルや飲食など、さまざまなプロジェクトを通じて「Love, Dream, Happiness」のメッセージを届けています。【LDH バトン】では、LDHに所属するアーティストやタレント、アスリートたちに、Dream(夢)について聞いていきます。
今回登場するのは、8月23日にシングル『Jettin’』でデビューを果たした10人組ダンス&ボーカルグループ、THE JET BOY BANGERZ(TJBB)の宇原雄飛さん。DEEP SQUADでも活躍する一方で、10人のセンターでマイクを握る宇原さんの夢の叶え方。
「サッカー選手になりたかった」
―― 宇原さんが記憶に残っているなかで、一番最初に抱いた夢を教えてください。
サッカー選手です。小学校低学年の頃からチームに入ってやっていました。内気だった自分が唯一やりたいって言って、やらせてもらったことです。
―― その頃の自分はどんな子どもでしたか?
めっちゃ内気で人前に出るのは苦手でした。特に小学生の頃は。いつも何かにビビってました。ただ、小学校の間で性格ががらっと変わったんです。テレビの影響だと思うんですけど、当時、ジャニーズさんだったりEXILEさんだったり、歌番組で歌って踊って、自分を表現している姿を見て、すごくかっこいいなって。それに影響されて、殻を破って自分を出していこうと思うようになったんです。それが小学校後半ぐらい。そこから逆に目立ちたがり屋になっていく、開花しちゃったんですね(笑)。中学の文化祭では友達とマイク持って三代目 J SOUL BROTHERS(以下、三代目)さんを歌ってましたから。
―― どの曲を? それに宇原さんがどっち側に立っていたのかも気になります。
歌ってたのは「花火」は「冬物語」。僕は登坂さん担当です。あこがれていたので。
―― アーティストやシンガーを真剣に目指すようになったきっかけや理由を教えてください。
その文化祭で一緒に歌っていた子がLDHを教えてくれたんです、『三代目ってめっちゃかっこいいよ!』って。それで、LDHが何年かに1度ボーカルオーディションをやっていることを知って次は受けようと思いました。変な自信があったんです、受けたら行けるって(笑)。
―― そういう根拠のない自信って夢をかなえる時には必要だと思います。ただその自信だけでは足りないですよね、夢を実現するためにしたことはありますか?
オーディションに備えて練習。友達と一緒にカラオケに行ってました。ただ、中学生だからお金がないんですよ。お小遣いを貯めて近くの安いところに行くんです。30分で200円ぐらい。6曲歌えます。
―― それで『DEEP VOCALIST AUDITION~FINAL STAGE~』(2019年)を経て、宇原さんのキャリアが走り出すんですよね。
運も良かったってことだと思うんですけど、変な自信に任せて走り続けています。