Vol.42 桑原巧光（THE JET BOY BANGERZ）インタビューシリーズ〈 LDH バトン ～夢～ i CONZ 第二章特集〉

TJBB単独でのドームツアーは絶対にやりたい

―― 今、夢は叶ったと感じていますか？
思ってないです。僕はカッコいいアーティストになって、人に夢を与えられる存在になりたいので、まだまだこれからだと思っています。

―― 今の夢・目標はなんですか？
THE JET BOY BANGERZ単独でのドームツアーは絶対にやりたいです。あと、個人での活動にも興味があって、アーティストを目指すようになってから自分が知らなかったことにチャレンジするのがすごく楽しいんです。『iCON Z』やTHE JET BOY BANGERZの活動で視野も広がりましたし、今はマルチに活動できるアーティストになりたいと思うようになりました。

―― その夢・目標を実現するために今していることはなんですか？
ドームツアーという大きな目標を達成するには、技術はもちろん、アーティストとしての見せ方が大事だなと感じています。「ただダンスが上手い」だけではなく、「カッコいい」「魅力がある」「自分もああなりたい」と支持される人がアーティストとして輝くのかなと思うんです。なので、最近は人を魅了できる力を研究中です。もちろん、ちゃんと技術面で100点を出し続ける努力は前提です。

―― 最後に、現在、夢を追って頑張っている人たちにメッセージをお願いします。 
あまり自分を追い込まないようにしてください。僕自身、ストイックになり過ぎて苦しんだ時期があります。頑張ること自体はとても素晴らしいんですけど、自分のためにも肩の力を抜くのも大切。８割ストイック、2割気楽、くらいのモチベーションでいた方が僕は上手くいきました。そして、ストイックになり過ぎないことを意識し始めてから人生がすごく楽しくなって、仕事も上手くいっている感覚があります。何事も過剰になりすぎず、心と体のバランスを保つことを忘れないでください。

（取材と文・近藤加奈子）