Vol.45 佐藤陽 （THE JET BOY BANGERZ）インタビューシリーズ〈 LDH バトン ～夢～ i CONZ 第二章特集〉

ドームのステージから見えた風景は目標のひとつ

―― そうした日々があって、プロダンスリーグの「D.LEAGUE」があり、iCON Zがあって、そして今に至ります。いま夢が叶っているという感覚はありますか？
どんどん叶っていってる、自分が思い描いていたアーティスト像に近づいていっているという感覚はあります。ただ、きっかけとなった三代目さんのステージで見た景色はまだ見られていないので、そこに行ったら大きい夢が叶ったなと思えるんじゃないかと思います。

―― そうなると、いま叶えたい夢はドーム公演になりますか？
ドームのステージから見えた風景をもう一度見ることは目標のひとつです。実際に立った時に自分がどんな気持ちになるのかすごく楽しみです。静かに感動がこみ上げてくるのか、ウォーッって声が出るほど自分の感情が激しくなるのか……。ただその前に自分たちの単独ツアーです。夢者修行をしていてもそうですが、先輩方のライブを拝見したりすると、あの登場の仕方いいね、照明いいねって、みんなで想像が膨らみます。

―― 単独ツアーの実現ひいてはドームツアーへという目標を達成するために、今やらなくてはいけないことってどんなことがありますか？
まずはTEAM JETZ(TJBBのファンネーム)の皆さんに応援してもらえるよう期待に応えて行くこと、僕らを知らない方に知ってもらうこと、そうやってTEAM JETZの輪を大きくしていきたいです。個人としては踊りの面で引っ張っていく自信はあるので、みんなと話し合いながらパフォーマンスとクリエイティブで最強なライブを作り上げられるようなキーマンになります！　デビュー曲『Jettin’』も自分メインでやらせていただいてるんですよ！

―― 最後に、いま現在、夢を追って頑張っている人たちにメッセージをお願いします。
努力は力になるので本当に好きなものが見つかったらそれに向かって誰にも負けないという気持ちで突き進んでいくといいと思います。好きなものを見つけるには……僕は日本の外に出てみることをお勧めします。日本とは違う環境で暮らすことで、見つかるものがあるかもしれないし、新しい視点みたいなものも得られると思います。

（TOKYO HEADLINE・酒井紫野）