バスケットボールW杯が沖縄で開催。渡邊雄太、富樫勇樹と河村勇輝の“Wユウキ”に注目

「FIBA バスケットボールワールドカップ2023」日本組織委員会の中村彰久事務局長

 大会を通じて環境問題に取り組む「DREAM BIG OKINAWA Meet the Environment」というプロジェクトも立ち上がっていますね。
「今回、W杯を開催するということで、いろいろな活動を沖縄の県や市町村の方々と協力して行っていますが、そういったことを散発に行うのではなくて、DREAM BIG OKINAWAという一つの総称を通じて、いろいろなプログラムを作ってやっていくということで整理して、ポイントポイントでしっかり子供たちに夢を持ってもらうための活動をしていきたいと思っています。沖縄の盛り上がりを生かして、しっかりと日本全国にバスケの魅力を伝えていくことが重要だと思っています。その結果、子供たちの笑顔をどう多くしていくか、子供たちにどう夢を持ってもらうか。やはり次世代をしっかり育てない競技は今後すたれてしまうのではないかと思っていますので、小さい年代からできるだけ多くバスケットに触れてもらいたいと思っています。来場できない方はテレビ朝日系列や日本テレビ系列で地上波での放送や、ネットでも配信されますので、ぜひそちらでAKATSUKI JAPANを応援してください」

 32チームが4チームずつ8つのグループに分かれて戦う1次ラウンドでは日本はグループEで25日にドイツ、27日にフィンランド、29日にオーストラリアと対戦する。各組2位までの16チームが2次リーグへ進み、さらに上位2チームが準々決勝に進む。

 1次リーグの下位2チームは17~32位決定ラウンドに回るのだが、今大会はパリ五輪の予選も兼ねており、大陸内の最上位チームはパリ五輪の出場権を得られることになっていることから順位決定戦からも目が離せない大会となっている。

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