Vol.48 川口蒼真（KID PHENOMENON）インタビューシリーズ〈 LDH バトン ～夢～ i CONZ 第二章特集〉

「KID PHENOMENONの7人で世界に行きたい」

――今、夢は叶ったと感じていますか？
　小さい頃に持っていたEXILE（TRIBE）になるという夢は叶えられたと思うんですけど、『iCON Z』を通し、また新たな夢ができました。

――今の夢・目標はなんですか？
　KID PHENOMENONの7人で世界に行きたいです。国内外で活躍できるアーティストになりたいです。

――その夢・目標を実現するために今していることはなんですか？
　気持ちの面で意識しているのは、常に感謝を伝えることです。これは『iCON Z』が始まってから僕のなかで一番変わった部分なんですけど、しんどいことがあっても「これは将来の自分が大きくなるためにしてもらっていることだ」と、感謝の気持ちに切り替えると壁を乗り越えられるんです。だからこの先、目標がさらに大きくなっても感謝の気持ちを持つことは意識していきたいです。

――最後に、現在、夢を追って頑張っている人たちにメッセージをお願いします。
　スキルをどうするかよりも、その壁をいかに乗り越えられるかの方が大切だと思います。僕は壁にぶつかった時、感謝をするのが一番の方法でした。感謝の気持ちを持つと常に前向きでいられるんですよね。それと、アーティストになる日が近づくにつれ、今まで自分がどれだけ周りの人に支えられてきたのかを実感するようになりました。口でも感謝を言うようになると、その感謝が自分に返ってきます。それに「ありがとう」の気持ちがいつ言えなくなるかも誰にも分からないじゃないですか？　今、夢者修行でたくさんの公演を回らせていただいていますが、人によってはその公演が最後かもしれないので、いつも全力で感謝を伝えらるようなパフォーマンスを心がけています。

（取材と文・近藤加奈子）