「MITAKA“Next”Selection 24th」が9月1日スタート。今年は「劇団アンパサンド」と「排気口」の2劇団

(かながわ短編演劇アワード「それどころじゃない」2021年3月KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ 撮影:松下哲也)

 今回上演する『地上の骨』は「とある契約社員がいつものように忙しさに翻弄されつつお昼ご飯を口にした途端、契約社員の苦悩が具現化され、同僚たちの日常を変えてしまうというようなお話」とのこと。いつものように小さいことにこだわった作品になるという。公演は9月1〜10日。

 排気口は2012年の大学在学時に菊地穂波、坂本ヤマトらを中心に母体となる「劇団排気口」立ち上げ、2014年に学外での活動を始めるにあたり「排気口」として活動を開始した。菊地がすべての作品の作・演出を務め、その作風はさまざまな傷を抱えた人物たちを、想像力に希望を懸けたリリカルなストーリーと、その随所にちりばめた多層的な言葉のおかしみによって描き出している。

 今回上演する『時に想像しあった人たち』は文字通り「想像」についてのお話。作品について菊地は「観た人が、ホカホカして劇場を後にするような作品にしたい。ホカホカじゃなくてもズガズガでもジャガジャガでもスリスリでも何でもいい。聞き慣れない擬音が胸の内から聞こえるような、それをそっと信じられるなら。くだらなくて、でも、ちょっと哀しくて、でも、くだらなくて、そんな話です」などとコメントしている。公演は9月29日〜10月9日。

排気口『時に想像しあった人たち』
【日時】9月29日(金) 〜 10月9日(月・祝)(開演は平日19時30分、土14時/19時、日祝14時。4日は14時の回のみ。2日休演)【会場】三鷹市芸術文化センター 星のホール(三鷹)【料金】全席自由 一般 前売3000円、当日3500円/学生 前売・当日とも2000円(当日学生証提示)/高校生以下 前売・当日とも1000円(当日学生証提示) ※早期観劇割引(29~10月1日)、平日昼公演割引(4日14時)はすべて500円引き【問い合わせ】三鷹市芸術文化センター(TEL: 0422-47-5122 〔HP〕 https://mitaka-sportsandculture.or.jp/geibun/ )【作・演出】菊地穂波【出演】佐藤 暉、中村ボリ、坂本ヤマト、井上文華、桂 弘、倉里 晴、東雲しの、竹之内勇輝、龍村仁美、根間健太郎、広野健至、松田顕生
劇団アンパサンド『地上の骨』
【日時】9月1日(金)~ 9月10日(日)(開演は平日19時30分、土14時/18時30分、日14時。7日は14時の回あり。6日は14時の回のみ。4日休演)【会場】三鷹市芸術文化センター 星のホール(三鷹)【料金】全席自由(日時指定・整理番号付) 一般 前売3000円、当日3500円/学生 前売・当日とも2000円(当日学生証提示)/高校生以下 前売・当日とも1000円(当日学生証提示)、早期観劇割引(1日~3日)は、すべて300円引き【問い合わせ】三鷹市芸術文化センター(TEL: 0422-47-5122 〔HP〕 https://mitaka-sportsandculture.or.jp/geibun/ )【作・演出】安藤 奎【出演】黒田大輔、島田桃依、篠崎大悟、安藤輪子、西田麻耶、安藤 奎
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