Vol.52 佐藤蒼虎(THE JET BOY BANGERZ)インタビューシリーズ〈 LDH バトン ~夢~ i CONZ 第二章特集〉
EXILE、三代目J SOUL BROTHERSsらが所属するLDH JAPANは、音楽やダンスだけでなく、映画や芝居、アパレルや飲食など、さまざまなプロジェクトを通じて「Love, Dream, Happiness」のメッセージを届けています。【LDH バトン】では、LDHに所属するアーティストやタレント、アスリートたちに、Dream(夢)について聞いていきます。
今回登場するのは、8月23日にシングル『Jettin’』でデビューを果たしたTHE JET BOY BANGERZ(TJBB)の佐藤蒼虎さん。デビューのきっかけとなったオーディション「i CONZ」以前から、日本屈指のダンサーとしてその名をとどろかせてきた佐藤さんの、夢との向き合い方を聞きました。
「夢はいくつもありました」
ーー最初に、子どもの頃の夢を教えてください。
自分はいろんなことに挑戦するのが好きで、特に運動系が好きでした。サッカーをやったらサッカー選手になりたいと思ったし、バスケをやったらバスケットボール選手になりたいと思った。そして音楽も好きだったので、アーティストさんを見たらアーティストさんに、ダンスをみればダンサーに…って、夢はいくつもありました。
ーー この話、どのくらい子どもの頃のことですか?
たぶん……小学生頃までかな(笑)。
ーー その頃の自分はどんな子でしたか?
「すごい元気」っていう言葉が似合うのかなって思います。昼休みになると一番先に外に行っちゃうような子で、校内で鬼ごっこをして先生に叱られたり、木登りしたり。茨城出身なので登りがいがある木がたくさんありました(笑)。
ーー「ダンサーになりたい」っていうのも小学生なんですね。
そうです。ダンスを始めたのが1年生なんです。だから幼稚園のときにはもうダンスには興味を持っていたと思います。お母さんが車で好きなアーティストさんの楽曲を流していたのを聴いていて、口ずさんだりすると動画を見せてくれたり、ライブに連れて行ってくれたりもしたんです。EXILEさんだったり、いろんなアーティストさんを見ました。それで、興味があるならやってみる?って地元のダンススクールに通い始めるんです。
ーーその夢がもっと具体的になって、ダンサーを目指したいとなったきっかけは?
ダンススクールに通ってダンスが楽しいと思ったし、極めたいと思ったんです。すべての時間をダンスに注いで、学校が終わったらダンススクール。休みの日は朝から晩までダンス。心のどこかにはダンスをやっていない子たちのように遊びたいなって気持ちもないわけじゃなかったけど、自分がやりたいのはダンスだったんで。それで、コンテストやダンスバトルに挑戦するようになって……日本一にもなれました。そこで思うようになったのが、自分のダンスをもっとたくさんの人に見てもらいたいということと、ダンスを通じて幸せを届けられるより広い視野を持って活動をしたいなってこと。その時に浮かんだのが、小さい時にかっこいいと感じたステージの上でキラキラ踊っているアーティストさんで、それを目指したいなと思いました。アンダーグラウンドで踊り続けるのも楽しいし、やりがいがあることなんですけどね。