Vol.52 佐藤蒼虎(THE JET BOY BANGERZ)インタビューシリーズ〈 LDH バトン ~夢~ i CONZ 第二章特集〉


「ハウスをTJBBのカラーの一色として使いたい」

ーー iCON Zに参加というのも自然な流れですね。今はその夢はかなったという感覚はありますか?
アーティストになりたいという夢は。このチームでデビューできることがすごくうれしいです。今、すごく楽しいんですよ。いろいろなお仕事やチャンスをいただけて、これからの予定もあって、10人で活動してるんだなって。すごく楽しいです。第一の目標という意味での夢はかなったって言えます。

ーー次の夢、第二、第三というのは見えていますか?
それは、ドーム!  ドーム公演の前には、まずはホールやアリーナでの単独ツアーとかあると思いますけど、そこを目標に頑張るよりドームに向かっているほうがスピードが違うと思うんですよね。大きな夢を掲げてそれを目指して進んでいくと、クリアすべき手前の夢や目標も一つひとつちゃんと叶っていくし、達成できると思っています。

ーー 個人的なものはありますか? 夢とか、目標とか。
ありますよ! 僕の得意ジャンルはハウスなんですけど、なかなかメインになりづらいジャンルなんです。他のアーティストさんも作品の中に取り入れることはあっても前面に出すことはあまりない。なので、僕の強みであるハウスをTJBBのカラーの一色として使いたいと思っています。今はまだソロで使ったり、アクロバットをするとか飛び道具的な感じですけど、もっと大きい視野で! 四つ打ちの曲をいただいた時に僕のハウスをメインで!とか。TJBBにはポップやNew Jack Swing、ハウサーとか、ジャンル違いのすごい人たちが集まっています。そのなかでやれたらすごいと思うんですよね。

ーー では最後になりますが、佐藤さんがダンスの夢を追求し続けているように、夢に向かって前進している人たちの背中を押すようなひと言を頂けますでしょうか。
あの……流れ星あるじゃないですか、あれが流れる間に3回願い事をいったら夢は叶うっていうの。あれって絶対無理じゃないですか。僕の周りにはいないんですよ、3回言えた人が。ここで大事なのは、短い間に3回言えるぐらいの気持ちを持つことだと思ってて。それって夢に対する貪欲さだったり、何があってもやり続ける諦めない心だろうと。途中で辛いこともたくさんあると思います。実際、僕もそうでしたし。その時は初心に返って、自分は何を叶えたくてこんなに苦しいことをやっているのかって思い返しました。1人になって、自分が叶えたいのはこの夢なんだ、これをやりたいから頑張るんだ。とりあえず、ここまで頑張ろうって、歩き出すんです。

(TOKYO HEADLINE・酒井紫野)

THE JET BOY BANGERZ
プロフィル)佐藤蒼虎(さとう・しげとら)……2005年6月22日生まれ。茨城県出身。4.8万人が参加したLDH史上最大規模のオーディション『iCON Z』から誕生した10人組ダンス&ボーカルグループ、THE JET BOY BANGERZのパフォーマー。8月23日にはシングル『Jettin’』でデビューを果たす。グループ名には、「騒がしい個性が集まってジェットエンジンのように燃え盛る」という意味が込められている。


公式インスタグラム:https://www.instagram.com/hinata_sslux/ 
公式X(Twitter):https://twitter.com/Hinata_sslux4
THE JET BOY BANGERZ公式サイト:https://www.thejetboybangerz.jp/
デビューシングル『Jettin’』8月23日リリース!
タイトルトラック「Jettin’」と、オーディション「iCON Z」での課題曲「RAGING BULL」を収録。初回生産限定盤とグッズ付完全生産限定盤のDVDには「Jettin’」のミュージックビデオとメイキングムービーを収録している。<初回生産限定盤>(CD+DVD) は2000円、<通常盤初回仕様>(CD) は1000円で、ともにでチェキ風カード & ID Photoシート(全10種中1種ランダム封入)を封入している。ともに税込。
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