中島千博が髙橋直樹を挑戦者に迎え2度目の防衛戦。「このベルトを持っていれば自然ともう一つのベルトに行けると思う」【Krush】

中島は2度目の防衛戦

 8日にK-1グループに電撃復帰し、Krushプロデューサーに就任した宮田充氏がこの日の会見から登場したのだが、中島は「2度目の防衛戦なのですが、今回もしっかり勝って、ベルトを守りたい。宮田プロデューサーは僕がデビューしたころ、まだKrushにいて、その時から“試合、頑張ってね”とか言っていただき、辞める際は“これからもガンガン試合をして上がっていってください”と言われたことを今も覚えている。今回、王者になって試合を見ていただけるので、進化した僕を見ていただけるように修練していきたい」と語った。

 互いの印象については髙橋が「真面目でカッコいい選手。“俺はやってやんぞ”という選手が多い中で武道精神がある。僕は好き」と評すると中島も「好青年で人柄もいいと思うんですが、試合になったら殴り合ったり蹴り合ったりしなければいけない。しっかり負けないようにしたい」と返す。試合スタイルについて髙橋が「僕が不器用なトリッキーだとしたら、中島選手は基本にすごく忠実なトリッキー。基礎ができている。僕は基礎をしっかりしようと思ってもできなかった人間なので、面白いと思う(笑)」と語れば、中島は「強い人は他の人とかぶらない何かを持っていると思っている。構えも打ち方も他の人と違うところがあるなと思っている」と警戒した。