志朗と大﨑一貴が互いに決勝での対戦を望めば、田丸辰は「決勝は僕とクマンドーイ選手で」と不敵な笑み【RISE】
対する志朗は「前回の反省を踏まえて、今回は55kgに近い調整をしてきた。それがはまっているので、明日は強い志朗を見せようと思うので期待してください。自分は今回は水抜きの量を多くしたので、計量で向かい合った時は体格は変わらなかったが、明日は自分のほうが体格的に有利だと思う」、試合については「クマンドーイ選手はフルスイングで来る感じなので、もらったら危ないと思うが、その分すきが生まれるので、そこで自分がカウンターを合わせることができればその瞬間に試合が終わると思う。3分3Rの9分間、一瞬も目の離せない展開になると思う」との見立て。
田丸は「めちゃめちゃ調子が良くて、早く試合がしたいという気持ちでいっぱい。大﨑選手にはずっとリベンジしたいと思っていて待ち望んでいたカードなので、明日は思い切り楽しんでぶっ倒してやろうと思っている」と語った。田丸と大﨑は2020年9月にスーパーフライ級王者の田丸に大﨑が挑戦する形で対戦し、大﨑が勝利を収め王座を獲得。大﨑は田丸戦後も白星を重ね、今年4月にはISKAの世界王座を獲得していることもあって「この日のためにしっかり仕上げてきた。必ず勝って決勝に行く。田丸選手にとってはリベンジだと思うが、僕も負けられない」と王者として必勝を誓った。
試合については田丸は「大﨑選手はなんとしてでも僕のことを捕まえたいというかそういう展開になると思う。自分はミスをしないことと(大﨑が)雑になる部分があったら自分もカウンターを合わせて倒せると思っている。緊張感のある試合になると思う」、大﨑は「KOを狙っている。KOできなくても見ている人が分かりやすい試合をしたい」とそれぞれ語った。