神田コウヤ「今さら怖気づくことはない。腹はくくれている。前回のようなタフファイトも上等」【ROAD TO UFC】
前回の試合を経てどんな課題を設定して取り組んできましたか?
「あんまり試合まで期間がないので、強さは正直あんまり変わっていないと思うんです。内面が一番成長できたと思うので、前回の戦いを超えて、自分の中のマインドが変わったことを今回の試合で証明できたらと思っています」
対戦相手の印象は?
「ものすごく豪腕で殺傷能力のある選手だと思うので、前回以上にスリリングな展開になるんじゃないかなと思っています」
相手は「中国の五味隆典」とも言われていて、お客さんにとって分かりやすい爆発力があって沸かせるタイプの選手だと思います。そういう意味で相手にのまれないかの不安はありますか。
「もちろん試合が決まってずっとそういう不安と闘ってきたので、本当に怖い日々を過ごしてきましたし、そういう日々から逃げずに自分は今日この日まできているので、今さら怖気づくことはないので、腹はくくれています」
どんな試合展開になる、あるいはしたいですか?
「理想を言えば1Rで、テイクダウンして一本でフィニッシュできればいいと思うのですけど、そういうふうにいかないのが現実だと思うし、相手も必死にテイクダウンを防いでくるだろうし、テイクダウンしても立ってくるだろうし、負けていたら強引に振り回してくるだろうし、それでも根負けせず15分間集中して、前回のようなタフファイトも自分の中では上等だと思っているので」
フィニッシュにはこだわっているのですか?
「いや、こだわってはいないです。勝てればなんでも」
U-NEXTで試合を見る方ににメッセージをお願いします。
「自分の試合はエピソード5で、16時から16時半の間が開始予定時刻なので、その前に鶴屋怜の試合もあるので、それも含めて生配信で見ていただきたいです。期待してくれる人たちを悲しませたくないし、自分も今の生活に満足しているわけじゃない。人生このまま終わりたくないので、勝って人生変えたいと思います」
なお今大会は27日17時からU-NEXTで配信。“世界のTK”こと髙阪剛が解説を務める。
=パート1=
〈フェザー級準決勝〉
神田コウヤ(日本)vs リー・カイウェン(中国)
〈フライ級準決勝〉
ジー・ニウシュイエ(中国)vs チェ・ソングク(韓国)
〈フェザー級準決勝〉
イー・ジャー(中国)vs キム・サンウォン(韓国)
〈フライ級準決勝〉
鶴屋怜(日本)vs マーク・クリマコ(フィリピン)
〈非トーナメント戦:フライ級〉
ピーター・ダナソー(タイ)vs ニャムジャルガル・トウメンデムベレル(モンゴル)
=パート2=
〈ライト級準決勝〉
原口伸(日本)vs バテボラティ・バハテボラ(中国)
〈バンタム級準決勝〉
ダーエミィスウ・ザウパースー(中国) vs イ・チャンホ(韓国)
〈ライト級準決勝〉
ロン・チュー(中国) vs キム・サンウク(韓国)
〈バンタム級準決勝〉
シャオ・ロン(中国)vs 上久保周哉(日本)
〈非トーナメント戦:ライト級〉
パク・ジェヒョン(韓国)vs クイラン・サルキルド(オーストラリア)