大トリの原口伸「自分の得意なところをガンガン出してしっかりフィニッシュできるように頑張る」【ROAD TO UFC】

(©U-NEXT)

 試合以外で、オクタゴンの感触だったり会場の雰囲気など、これからに向けて参考になったことはありましたか。
「試合の映像で見てた全く同じオクタゴンでやれたことは、自分でもなんかこう“おお”って“本場だ!”と思いながら、本当に楽しんでやれたので、そこは良かったかなと思います。だからといって浮かれた気持ちはなく地に足ついていた感じがします。(試合をする場所としての感覚は)今までとは変わらないけど“UFCなんだな!”とテンションが上がっているような」
 
 準決勝の対戦相手であるバテボラティ・バハテボラの印象は?
「前回の試合だけだと、1Rは相手にずっとプレッシャーかけて押したりしてたんで、結果は反則勝ちですけど、打撃とかは侮れないというか、普通に強いなって思って見ていて。それ以前のLFAの試合とかも結構見返して、打撃は強そうだなと思いました」
 
 打撃を強みとする選手と、グラウンドを強みとする2人の戦いという印象もあるかと思いますが、ご自身ではどのように見ていますか?
「そうですね、自分もそうだと思います。それで、どっちの得意分野が勝つかみたいな勝負になると思うんですけど、そういう時になんか意外と打撃が当たったりとかするのかなとか思いながらしっかり打撃の練習をしてきました」
 
 では、新しい原口選手の一面が見られることを楽しみにしています。最後に、U-NEXTで試合を見る方にメッセージをお願いします。
「僕は28日のエピソード6の一番最後で、日本人選手としても大会としても一番最後のトリなので、しっかり締められるように頑張りたいと思います。よろしくお願いします」
 
 どんな試合を皆さんに見せたいですか?
「自分の得意なところ。まあタックルだったり、パウンドだったりをガンガン出してしっかりフィニッシュできるように頑張ります」

 なお今大会は27日17時からU-NEXTで配信。“世界のTK”こと髙阪剛が解説を務める。

「ROAD TO UFC シーズン2」(8月27日、シンガポール・インドア・スタジアム)
=パート1=
〈フェザー級準決勝〉
神田コウヤ(日本)vs リー・カイウェン(中国)
〈フライ級準決勝〉
ジー・ニウシュイエ(中国)vs チェ・ソングク(韓国)
〈フェザー級準決勝〉
イー・ジャー(中国)vs キム・サンウォン(韓国)
〈フライ級準決勝〉
鶴屋怜(日本)vs マーク・クリマコ(フィリピン)
〈非トーナメント戦:フライ級〉
ピーター・ダナソー(タイ)vs ニャムジャルガル・トウメンデムベレル(モンゴル)

=パート2=
〈ライト級準決勝〉
原口伸(日本)vs バテボラティ・バハテボラ(中国)
〈バンタム級準決勝〉
ダーエミィスウ・ザウパースー(中国) vs イ・チャンホ(韓国)
〈ライト級準決勝〉
ロン・チュー(中国) vs キム・サンウク(韓国)
〈バンタム級準決勝〉
シャオ・ロン(中国)vs 上久保周哉(日本)
〈非トーナメント戦:ライト級〉
パク・ジェヒョン(韓国)vs クイラン・サルキルド(オーストラリア)
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