UFCとの契約をかけたトーナメントで対戦相手が規定体重超過。原口伸が見ず知らずの韓国人選手と戦う羽目に【RTU】

急きょ対戦することとなったパク・ジェヒョン(右)とフェイストゥフェイス(©U-NEXT)

兄弟揃って相手が体重オーバー

 原口は裁定後に「動揺してないといったら嘘になるのですが、これくらいで動揺していたらUFCの本戦が決まった後にも動揺してしまうなと思って、ここはドンと構えようと思いました。相手がサウスポーからオーソドックスに変わったので、右の攻撃とか気をつけなきゃいけないと、あやふやですが今のところ思っています。相手とは昨日練習場が一緒だったんですが、セコンドによると僕のタックルをずっと見ていたらしくて。試合やるとは分かっていなかったはずですが」などとなんとか気持ちを切り替えたよう。

 また「Road FC65」(8月26日、韓国)で行われるバンタム級トーナメント準決勝に出場予定だった兄の央も相手が計量オーバーで試合が中止になっており、原口兄弟にとってはご難続きの週末となった。伸は央からは「“どっちが来てもいつも通りやれ”というメッセージをもらいました」と語っている。

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