赤井沙希が男色ディーノに勝利しモヤモヤ晴れるも新たなモヤモヤが…【DDT】
バックステージで赤井は「ディーノさんは偉大だなって改めて分かりました。違う意見、違う思想でいいと思うので。プロレスラーの場合は、それをリングで戦い合って、同調させてお客さんに気持ちを乗せてって。もともと抱えていたモヤモヤは晴れました。でも、また違うモヤモヤが生まれて。これの繰り返しなんだって。これが新しい戦いを生んで、試合が生まれるんだなって。新しくできたモヤモヤの答えが、ほかの試合で生まれると思うんで。答えを探し続けようと思います」と話した。そして、同日夜の全日本プロレスの名古屋国際会議場イベントホール大会に向けて「この気持ち、DDTを背負ったまま行って、DDTとして見せてきます。お土産にベルトがまた3本あって、みんなに見せられるように行ってきます」と全日本のベルト奪取を期した。
そして、夜の全日本・名古屋大会で、KO-D6人タッグ王者組のイラプション(坂口征夫、赤井、岡谷英樹)が全日本プロレスTV認定6人タッグ王者組の大森隆男、ATM、ブラックめんそーれとダブルタイトル戦を行い、赤井が新人賞でATMに勝利して2冠王者に。全日側の要求により、9・3アオーレ長岡でATM、めんそーれ、DASH・チサコ組の挑戦が決定的に。イラプションは9月9日、東京・大田区総合体育館までKO-D6人タッグを保持していた場合、同大会での宮本裕向、木髙イサミ、ラム会長組との一戦は王座戦になる見込みだ。
また、第1試合では9・9大田区でのKO-Dタッグ選手権(王者組=火野裕士&大石真翔vs挑戦者組=藤田ミノル&KANON)の前哨戦(火野&大石&瑠希也vs藤田&KANON&MJポー)が行われ、KANONがスリーピー・ホロウで瑠希也を制した。KANONは「タイトルマッチは俺らのためにベルト獲るんだ。その前に9・3横浜で、火野裕士とシングルだ。まずはそこで怪物をマットにスリーやってやるよ。覚悟しとけ」と怪気炎。一方、火野は「誰から獲ったのかとか関係ない。ワシらがいるチームからやっと勝てた。9・9はちょっとだけ楽しみやな」と余裕たっぷりだった。