日韓戦は日本が3戦全勝。壬生狼一輝がK-1グループ初のKO勝ちに「最高じゃのう」【Krush】

壬生狼の強烈な左ボディー(撮影・上岸卓史)

 1R、ともにオーソドックスの構え。ヒョンウが右ローを放つと、壬生狼がワンツーを返す。そして壬生狼はローからワンツー。ヒョンウも応じパンチの打ち合いに。ここでバッティングが起こり壬生狼が右の頭部から出血し中断。再開後、ヒョンウがワンツー。壬生狼は右カーフキックを連打。カーフからワンツーの壬生狼。カーフを効かせ優位に試合を進める壬生狼だが、出血がひどくなり再度ドクターチェックが入る。再開後、カーフキックの壬生狼に、パンチのヒョンウ。壬生狼は詰めてパンチを連打。ボディーへの集中攻撃でヒョンウがうずくまりダウン。立ち上がったヒョンウに残り10秒で壬生狼がラッシュを浴びせ、再びボディーへの連打で2度目のダウンを奪い、残り2秒でKO勝ちを収めた。

 試合後のマイクで壬生狼は「ワシはやったぞー! 久しぶりのKrush。そして初めてのK-1グループでのKO。最高じゃのう。倒すことを証明できたから、これから強い奴とやって必ずチャンピオンになる」と王座獲りを宣言。そして「やる気! 元気! 一輝!」で大会を締めくくった。