この日も1RKO勝ちの松山勇汰が「準備はできている」と中島千博の持つ王座への挑戦をアピール【Krush】

先鋒戦、韓国のドクジュンの右ストレート(撮影・上岸卓史)

 第7試合で行われた先鋒戦ではTETSU(月心会チーム侍)とチャン・ドクジュン(韓国/チームサイコピットブルス)が対戦し、TETSUが3-0の判定勝ちを収めた。

 TETSUは2018年からK-1グループに参戦し、3勝1敗の星を残すと2019年にはKrushフェザー級王者・江川優生の挑戦者に抜擢されるなど将来を嘱望されるも江川、斗麗に連敗。2020年から階級をスーパー・フェザー級に上げ、ここまで4勝(1KO)2敗の星を残している。ドクジュンはKOREA BEAST GPスーパーライト級とK-COMBATスーパーライト級の2つの韓国国内の王座を保持し、プロ戦績は21戦13勝(8KO)8敗の戦績を誇るファイター。

 1R、ともにオーソドックスの構え。ともに蹴りからパンチにつなげ、序盤から仕掛けていく。ドクジュンの蹴りがTETSUの下腹部に入り、ローブローで一時中断。ドクジュンの左フックにTETSUは右ハイ。ドクジュンはしゃにむに追ってパンチ。TETSUも応戦し乱打戦。ドクジュンは圧をかけてパンチの連打。ロープに追い込まれたTETSUは右ローもドクジュンのパンチにバランスを崩し、ダウン。立ち上がったTETSUにドクジュンはなおもラッシュ。TETSUはボディーを効かされたか動きが鈍る。