安保瑠輝也が宇佐美正パトリックの「ボディーで沈める」にカチン。「顔面にヒザ合わせたる」【RIZIN.44】

「実力差をはっきり分からせる」と安保

 宇佐美は会見で「まずは検査結果で陽性判定が出てしまったミノル選手なんですが、しっかりクリーンになって帰って来る事を祈って、僕も応援しているので頑張ってください。今回、安保選手とキックボクシングの試合が決まり、みんな僕が負けると思っていると思うが、僕は打撃にも自信がある。レベルが違うところをしっかり見せたい。代打満塁ホームランみたいな形でしっかり全部かっさらいたいと思っている」と自信を見せた。

 安保はまずは「木村ミノルについては、俺は正直、陽性と知っていた。そのうえで9月にやるつもりではいたんですが、RIZIN的にもルール的な部分もありますし、それは仕方がないのかなと。あいつは実力はありますが、心の弱い部分があって、そういうものに手を出したのかなというところもあるので、心も体もきれいになって帰ってきてくれれば、俺と決着をつけようぜと今は思います」と語ったうえで「対戦相手の宇佐美君はMMAファイターで、俺と立ち技ルールで戦うのは男気もあっていいなというのが感想。周りが負けると思っている、と言っていたが、自分も思っていると思う。俺が圧倒的にボコボコにしてやろうと思っている」と圧倒しての勝利を予告。その一方で「ボクシングも高校でしっかりやっているし、空手のバックボーンもあって、立ち技にも適応ができると思うから俺との試合を受けたんだと思う。ただキックボクシングという意味ではやってきた相手が違う。俺も一度K-1王者になっているし、実力差をはっきり分からせてやろうと思っている。正直、今回は木村ミノルしか見ていなかった。それで試合はこなしたいということで、宇佐美選手が名乗りを挙げてくれた。ですが、宇佐美君と木村選手は同じチームで兄弟文という感じなのかな。なので、宇佐美君をしっかりKOして木村の足元に叩きつけてやろうかなと思っている」とも語った。