高校1年生で-55kg優勝の新井真惺「プロになってKrushのベルトを獲りたい」【K-1甲子園】
-65㎏の決勝は野中大翔がKO勝ち
-65㎏優勝の野中大翔「倒して明確な差を見せて勝てて良かった」
8人が参加した「-65㎏トーナメント」は野中大翔(のなか だいと、福岡県立玄洋高校3年)が優勝した。
野中は2回戦から登場し船木凌駕(札幌静修高校2年)に判定勝ち、準決勝では安部篤輝(ルネサンス大阪高校1年)にKO勝ちで決勝へ進出。決勝では金子隆樹(大阪府立長尾高校1年)と対戦した。
決勝は前に出て圧をかける金子に野中も下がらず、組み合う展開が増え、両者にホールディングで注意が出る。その後、金子はつかんでからの攻撃で警告を受ける。打ち合いの中、野中が右フックで先制のダウンを奪う。立ち上がった金子に野中がラッシュをかけると金子は下がる一方。ガードも下がり動きが止まったところでレフェリーが割って入りダウンを宣告。野中がKO勝ちで優勝を果たした。
試合後の会見で野中は「素直にうれしい。1回戦目が体が硬くてきつかった。決勝は倒すとのと判定では周りから見て明確な差が分からないと思うので、倒して明確な差を見せて勝てて良かった」などとトーナメントを振り返った。
すでに地元・福岡のキックボクシングイベント「大和〜YAMATO〜」でプロとして2戦の経験がある野中。今後については「プロでは60kgのスーパー・フェザー級を考えている。Krush、K-1と王者になって、王者にふさわしいような選手になりたい」と目標を掲げた。