マネル・ケイプ「朝倉海とタイで一緒にトレーニングするなんてことも計画していた」【UFC】
(©U-NEXT)
キャンセルになった対戦相手は元王者、続いてタイトル挑戦経験者でした。代わりに対戦するのがデビュー戦の選手となり戸惑いはありましたか? それとも、誰であろうと試合をするということが最優先でしたか。
「もうこの場所にまで来ていたし、ファイトキャンプをこなしてきた。何カ月も、1年近く練習をしてきた。実際のところ、誰であろうと、ニューカマーであろうとUFCと契約した選手なんだからハードな相手であることは間違いないと思ってる。今回の対戦相手をみくびることはないし、デビュー戦ならなおのこと彼は自分のスキルを見せつけなきゃと意気込んでいるはずだ。一方で、自分は同じような気持ちでいるというか、彼をチャンピオンだと思って対峙する。彼はカイ・カラ=フランスを倒すレベルのファイターなんだと。そういう気持ちで自分のやるべきことをやるんだ」
カイ・カラ=フランスについて十分に対策をしてきたと思います。対戦相手が変わったことで注意している点などはありますか? もしくは、あらたにフェリペ・ドス・サントスに対しての対策を立ててきましたか?
「実のところ、あんまり自分の対戦相手のことは気にしすぎないようにしているんだ。みんなそれぞれに強みがあるけれど、そこにばかり気をつけて、彼らの持つ武器をいかにディフェンスしようか、というような対策には気を取られない。常にオクタゴンの中では僕が攻撃する側であるし、自分が支配者の側だからだ。相手が自分に合わせなくちゃいけないんだ。自分の技術だったりポテンシャルというのがオクタゴンを牛耳っている」