来春、沖縄県に“Made for ASIA”の理念のもと「SMALL WORLDS OKINAWA」をオープン

『琉球王朝』エリアのイメージ(画像提供:リトルユニバース)

 またミニチュアの街は未来も現実社会もプロトタイピングで表現でき、SDGsの探究学習にも最適であることから、沖縄への教育旅行の拠点になることを目指し、県内のさまざまな観光施設や企業と連携して、沖縄ならではのSDGsの教育プログラムを作っていくという。

 インバウンド活性化の面では沖縄の観光施設や自然体験、特産物ができるまでのこだわりや地域の文化を動くミニチュアで表現し紹介するミニチュアエリアを制作する。そこでは県民だけでなく、そのエリアで販売する商品を購入したゲストもそのエリアの住民として住むことができる。ミニチュアを通して旅行客と地域がつながる新しい体験づくりを県内のさまざまな観光施設や企業と連携して開始する。

 また「SMALL WORLDS」では来場者自らのミニチュアを制作することができるのだが、同パークでは3D撮影してから30分ほどで立体データ「デジタルフィギュア(有料)」の作成が可能に。このデータを自身のスマートフォンに保存すれば、どんな場所にもAR(拡張現実)で映し出して遊ぶことができる。この撮影システムを県内企業と協力して県内の複数箇所に設置し、年間15万人の撮影を目指すという。

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