銀座『コリドーの湯』でインフィニティ水風呂にダイブ!平日サウナデートのススメ【サ活はデートになる】
今井健太郎監修・日常を忘れる至福の「インフィニティ水風呂」
開店すぐは、どのサウナ施設も狙い目の時間。『コリドーの湯』は11時開店なので、まずは開店に合わせて受付へ。平日だからか開店待ちに列をなすこともなく、フリータイムで入館完了。人が少なそうだったので、早速サウナに向かう。
ロッカーが大きめで、館内着やタオルの入ったスパバッグに、PCなどが入ったトートを入れてもこの余裕。ジャケットやショートコートなどもかけておける。施設にいる間は、重い荷物や貴重品もロッカーに入れておこう。
なんと、女湯はほぼ貸し切り状態。男湯はもう少し人がいたようだけど、開店凸には成功した。早速身体を洗ってサウナにイン。
サウナ内は女湯は8人、男湯は12人収容可能。オートロウリュの間隔が短め、かつ時間が長いため、湿度がしっかり保たれていて発汗効果がすごい。テレビのない静かなサウナで、ヒノキの香りに包まれながら心身ともにリラックスできる。
人が少ないサウナは、これがいい。サ室の混み具合や水風呂のタイミングを見計らう必要もなく、ただ静かに、自分の体感温度にだけ向き合う。もう無理だと思ったら、水風呂に飛び込みに行くだけ。
『コリドーの湯』は、なんといっても水風呂がよかった。水温はマイルドなのだけれど、水面に青く揺らめく光が、体感温度を下げる。
4〜5人は足を伸ばして入ることができそうな水風呂も、一人きりで入っていると「もしかしてここってインフィニティプール?」と思えてくる。洗い場がある方は壁で仕切られているので、水風呂は異様に静か。ちょっと神隠しにあったような気分。
好きなだけ水風呂に浸かって、呼気の温度が下がってきたのを感じたら外気浴へ。ビルの4階なので、都会のビジネス的喧騒が少しだけ聞こえてくるのも、逆に気持ちいい。自分だけが日常世界から切り離されて、意識を少しずつ手放していく、至福の時間。
温浴スペースも、水風呂と同じく洗い場やサ室からは壁で仕切られている。あまり見たことのない形の浴槽だが、壁が多い分、パーソナルスペースを確保しやすい。サ室から水風呂、外気浴、そして温浴への導線がスッキリしており、周囲に人がいても音が聞こえづらく、非常にリラックスしやすい空間づくりだった。ビジネス層の利用者が多く、浴室でのマナー基準が高かったのも好印象だ。