秋山準が初の電流爆破で大仁田厚組に敗退も、9・18名古屋で鼓太郎とのコンビでアジアタッグに挑戦へ【DDT】
最後は大仁田とヨシ・タツが高木を電流爆破バットで殴打
開始早々、大仁田は秋山に毒霧を噴射し、場外戦に持ち込んだ。リングに戻ると、秋山はヒザ蹴りからフロント・ネックロックで絞め上げた。ホールドを離してカバーに入ると、小嶋がレフェリーの足を引っ張って阻止。ここで3分が経過して、6人タッグマッチに。まずは高木が大仁田を電流爆破バットで殴打するも、小嶋がカット。小嶋が立てたイスの上に有刺鉄線ボードを設置し、その上に電流爆破バットを置いて、岡田をコーナーから投げようとするも、体勢を入れ替えた岡田がデッドリードライブで小嶋を投げ捨てた。そして、大仁田がヨシ・タツが羽交い絞めにした秋山めがけて電流爆破バットを叩き込み、初の被弾も高木がカット。最後は大仁田とヨシ・タツが高木をサンドイッチする形で電流爆破バットをフルスイング。すかさずヨシ・タツがカバーして3カウントを奪い、大仁田組が勝ちどきを挙げた。これにより、秋山のアジア挑戦は露と消えたはずだった。
試合後、マイクを持った大仁田は「高木さんよ、最後の大物・秋山を電流爆破に入れてくれて心からありがとよ! ヨシ・タツ、これじゃ腹の虫が収まらないと思うんで、アジアタッグ堂々と受けます」と秋山組の挑戦を受ける姿勢を示した。そして、大仁田は先頃、亡くなった師匠テリー・ファンクに触れ、「あの人は歴史をつくった人です。僕も秋山選手も全日本の血が流れてます。天国でも頑張ってもらいたいと思います。頑張ろうテリー・ファンク! 1、2、3、ファイアー!」で締めくくった。