菅原美優が欧州ファイターに2連勝も「まだまだへなちょこチャンピオン」と反省【K-1】

菅原のパンチとネラのキックが交錯(撮影・須山杏)

 2R、菅原は左右のロー。そして圧をかけてワンツー。ネラもワンツーを返すが、菅原はひるまず打ち返す。ネラが前蹴りで牽制も菅原は前に出てパンチ。つかんでのヒザ攻撃でネラに注意が出る。菅原は前に出て前蹴りから右ストレート。

 3R、ネラがパンチの連打で前に出るが菅原も打ち返し、逆に圧をかけていく。菅原は前蹴りからワンツー。菅原はワンツーの右ストレート。ネラのあごが跳ねる。ネラも打ち返すが菅原は下がらず打ち返す。終盤、パンチの連打から前蹴りで吹っ飛ばす菅原。終盤、互いに一歩も引かないパンチの打ち合いの中、試合終了のゴング。

 ジャッジ3者とも30-28で菅原が勝利を収めた。

 菅原は試合後の会見で「最低限勝った。もっとやれることがあったしやりたいこともあったし、やり尽くせなかったなというか。中途半端になってしまったなという、自分に満足いく試合にはできなかったなという感じ。いい勉強になりました。ありがとうございました」と反省の弁。