乱戦の準決勝で敗退のカリミアン「レフェリーのジャッジがフェアじゃなかった」。相手のイストラテは「汚い相手」と断罪【K-1】
カリミアンの反則行為に憤るイストラテ(撮影・須山杏)
3R開始前にカリミアンにイエローカードで減点1が出される。ゴング後、カリミアンの右インローがいきなりローブローとなり中断。復活したイストラテがカリミアンをにらみつける。再開後、圧をかけるイストラテ。右フックにカリミアンが組み付くと今度はイストラテが後頭部へパンチ。また中断。イストラテに警告が出る。再開後、イストラテは左右のフック。カリミアンは左ジャブからロー。ガードを固めるイストラテ。カリミアンがバックブローもイストラテがガード。イストラテは左フック。なおも前に出ると左フック、右ストレート。終了間際、カリミアンがパンチの連打もイストラテがガード。
判定は28-27、28-27、28-27でイストラテが判定勝ちを収めた。
イストラテは試合後の会見で「2戦目の選手の時は正気を失った。汚い相手だった。相手のことを悪くいいたくないがそういう選手だった。レフェリーがストップをしたのに攻撃をしたり、後頭部へのパンチをしてきたので。言葉で挑発したり、侮辱したりしてきた。普通なら失格になると思う」などと憤りを見せた。この試合ではカリミアンにローブローと、その際に左ミドルを追撃、後頭部へのパンチ、レフェリーが割って入った後もパンチを放ち続けるといった行為があった。