GENERATIONS「マジ最高でした!」フェスで大トリ たまアリを跳ねさせる〈SAMRISE Festival〉

(C)SAMRISE Festival

 客席がしっとりとした雰囲気に浸るなか、GENERATIONSが繰り出したのは「ワンダーラスト」。ライブも後半戦となり明るくアップテンポなナンバーで大団円へと向かう。

 会場もメンバー同様に楽曲に合わせて体を揺らすと、片寄は「めちゃくちゃ踊っていただいていたのが見えていて、僕らも楽しくなっちゃいます」とキラキラした笑顔。さらに、「素晴らしいアーティストの人たちがバトンをつないできてくださって、恐れ多い気持ちでステージに立たせていただいています。みなさんと時間を共有できるのであれば、最後まで残っていて良かったな、GENERATIONSのステージを見て良かったなと思ってもらえるように7人で精一杯最後までやりたい」と改めて宣言。すると、数原は「お酒を飲んでね、つまみがてら僕らの音楽を楽しんでください」とボリューム抑え目で付け足した。

 関口が水のボトルを飲み切って「うメンディー」の叫び声で会場をビリビリさせたのをきっかけに、11月リリースのミニアルバムに収録されているという大地を踏みしめるかような新曲を披露。そして「Y.M.C.A」、しゃがんだりジャンプしたり一緒に体を動かして盛り上がるおなじみの楽曲「NOW or NEVER」でステージの上も下も息を切らして盛り上がってフィナーレを迎えた。

 約45分のセットで、新曲を含む10曲を披露した。「マジ最高でした!」と数原。最後に「みんな家に帰るまでがフェスだから。帰りは僕らの曲だけ聴いて帰るんだよ、ありがとう!」と笑わせ、フェスティバルのステージの幕を下ろした。

(C)SAMRISE Festival

 この日は、GENERATIONSのほか、UVERworld、WANIMA、flumpool、神はサイコロを振らない、Novelbright、Mr.ふぉるてが出演した。

 同フェスティバルは、音楽ライブ、食、酒、祭りが集結して五感を満たす祭典。エンターテイメントの力で日本の文化を国内外へ発信したいという思いから、日本文化を世界へとつなぐ新たな祭典として、今年誕生した。9月9・10日の2日間で行われ、全体で約5万人を動員した。