クレイグ・ジョーンズ率いる「THE B-TEAM BULLS」が優勝。桜庭和志の「Team SAKURABA」は無念の初戦敗退【QUINTET】
ジョーンズはアームロックで一本勝ちを収め2人抜き(撮影・須山杏)
ジョーンズは続いて「Team 10th Planet」の副将ジオ・マルティネスと対戦。体重差が34.9kgあることから4分1本勝負に。今度は下からのジョーンズ。ジオは右足を取りに行く。動きの中でジョーンズがバックを取る。そして後ろ三角絞めからアームロックに移行し一本勝ちを収め、2人抜きに成功。優勝に王手をかけた。
「Team 10th Planet」の大将はカイル・ベーム。
試合はスタンドの攻防からジョーンズがバックに回る。グラウンドに移行すると、ベームが足を取りに行く。ジョーンズが上になる。下から足を取るベーム。ジョーンズは上で状況を見ながら、バックを取る。すぐに脱出のベーム。下からのベームの上に乗るジョーンズ。ベームがジョーンズの右足にアキレス腱固めを狙うが、ジョーンズも右足を取る。レッグロックの攻防となるが互いに極めさせない。ジョーンズは上に乗って首を取る動きも見せる。ジョーンズが足を抜いて潰す。なんとか下から足を極めに行くベームだが、ジョーンズは左足を取ってアキレス腱固め。しのいだベームがジョーンズの右足を極めにいくが、ジョーンズは極めさせず。ドローで両者脱落。「THE B-TEAM BULLS」が2人残しで勝利を収め優勝した。
「ReBOOT~QUINTET.4~」(9月10日、神奈川・横浜アリーナ)
◆第1試合 1st Round 1st match
●「Team SAKURABA」(1人残り)「Team 10th Planet」○
●先鋒:世羅智茂(CARPE DIEM)(リアネイキドチョーク)先鋒:PJバーチ(USA/10th Planet Jiu-Jitsu)○
△次鋒:桜庭和志(フリー)(8分ドロー)先鋒:PJバーチ△
△中堅:ハイサム・リダ(ガーナ/CARPE DIEM)(8分ドロー)次鋒:リッチー・マルティネス(USA/10th Planet Jiu-Jitsu)△
△副将:中村大介(総合格闘技夕月堂本舗)(8分ドロー)中堅:ジオ・マルティネス(USA/10th Planet Jiu-Jitsu)
△大将:ハリー・グレッチ(オーストラリア/Kick Punch Submit)(8分ドロー)副将:カイル・ベーム(USA/10th Planet)
◆第2試合 1st Round 2nd match
●「Team POLARIS」(旗判定)「THE B-TEAM BULLS」○
△先鋒:オーウェン・リヴジー(UK/Carlson Gracie Hull)(8分ドロー)先鋒:ニッキー・ロドリゲス(USA/B Team)
△次鋒:ジェッド・ヒュー(the UK/Elite Submission Grappling)(8分ドロー)次鋒:ジェイ・ロドリゲス(USA/B Team)
△中堅:タリク・ホップストック(Norway/Frontline Academy)(8分ドロー)中堅:ジョセフ・チェン(ドイツ/B Team)
△副将:センテリ・リリアス(フィンランド/Lilius Barnatt Martial Arts)(8分ドロー)副将:ニッキー・ライアン(theUSA/B Team)
△大将:グレゴー・グレイシー(ブラジル/Gregor Gracie Jiu Jitsu)(8分ドロー)大将:クレイグ・ジョーンズ(オーストラリア/B Team)
※大将戦が引き分け。大将戦の指導数、チーム全体の指導数ともに同数のため、大将戦の判定となり、審判と副審の3者とも「THE B-TEAM BULLS」を支持。
◆第3試合 Special Single Match
○石黒遥希(CARPE DIEM)(7分48秒、ヒザ十字)V.V Mei(Checkmat)●
◆第4試合 Special Single Match
●内柴正人(フリー)(ヒザ十字)桜庭大世(サクラバファミリア)○
◆第5試合 FINAL Round
●「Team 10th Planet」(2人残し)「THE B-TEAM BULLS」○
△先鋒:アミール・アラム(USA/10th Planet Jiu-Jitsu)(8分ドロー)先鋒:ジェイ・ロドリゲス(USA/B Team)△
△次鋒:PJバーチ(USA/10th Planet Jiu-Jitsu)(4分ドロー)次鋒:ニッキー・ロドリゲス(USA/B Team)△
●中堅:リッチー・マルティネス(USA/10th Planet Jiu-Jitsu)(トゥホールド)中堅:クレイグ・ジョーンズ(オーストラリア/B Team)○
●副将:ジオ・マルティネス(USA/10th Planet Jiu-Jitsu)(アームロック)中堅:クレイグ・ジョーンズ○
△大将:カイル・ベーム(USA/10th Planet)(8分ドロー)中堅:クレイグ・ジョーンズ(オーストラリア/B Team)△
※「THE B-TEAM BULLS」が副将ジョセフ・チェン、大将ニッキー・ライアンの2人残し。