宮田充氏がプロデューサーを退任「やりがいのある3年間だった」【KNOCK OUT】
7月19日の会見では栗秋に公開説教の宮田氏
この3年間でのスタッフや選手たちに与えた影響については「宮田さんは怖い、というのが一番大きいんじゃないですかね。会見で怒られたりとか(笑)。選手は発奮しているなと思いました。僕だとそこは出せないというか、そこは違う点かなと。そういう部分で選手が成長したというのは事実だと思うので、それをどう僕が生かしていけるか。頑張らないとなと思っています」と“怖さ”を挙げた。最近の会見では宮田氏がのらりくらりの栗秋祥吾や、会見中におかゆを食べていた心直に雷を落とす場面もあった。
これに宮田氏は「僕は自分では怖いイメージは全くないと思っていた。ただマッチメイクだったりは1年365日頭の中にあるもので、そういうものを“僕はこう思う、山口さんはこう思う”というのをぶつけ合って、作って来たんですが、やっぱり僕だけの発想だと頭でっかちというか現実的ではなかったりとかする。“山口さんが言うのももっともだよな”というマッチメイクやイベントもたくさんあった。そういう2つのイズムがぶつかり合うというか絡まっていい流れになったのかなと思う」などと返した。
宮田氏は1990年から全日本キックボクシング連盟でキックボクシングの仕事に携わり、その後、Krushで長くプロデューサーを務めた。2014年からスタートした新生K-1では2016年11月から2018年12月までプロデューサーを務め、2020年6月にK-1グループを離れると同年10月1日付でKNOCK OUTとREBELSのプロデューサーに電撃就任した。